こんにちは♪そとぐらしです(^^)
皆さんは「キャンプや外遊びを始めるためには、最初から有名ブランドとかのちゃんとした高い道具で全部揃えなければならない」
そう思っていませんか?
もし、そう思ってるならそれは大きな誤解です。
私は長年、登山やキャンプなどアウトドアを趣味にしてきましたが、今でも「機能が同じなら、安価なものや中古品で十分」というスタンスを崩していません。
例えば焚き火台。
火を焚けば一度で煤(すす)汚れがつきますし、消耗品と割り切って賢く予算を抑えるのが、長く趣味を続ける「戦略」だと思っています。
しかし、もしあなたが「外で食べるご飯を、手軽に、かつ最高に美味しくしたい」と願うなら、一つだけ、妥協せずに選んでほしい道具があります。
それが、職人が作る「切り出し七輪(きりだししちりん)」です。
なぜ、ホームセンターで2,000円ほどで売られている一般的な七輪ではなく、あえて「切り出し」を推すのか。
その理由を、私の経験を交えて徹底的に解説します。
この記事を読めば、手軽に美味しく作れる七輪の魅力が知れて、アウトドアを始める一歩になります。
ぜひ、最後までお付き合いください。
1. 「2,000円の七輪」と「切り出し七輪」の決定的な違い
一般的に安価で手に入る七輪の多くは「練り物」と呼ばれます。
これは珪藻土(けいそうど)を粉末にして固めたもの。
もちろん、これでも炭火の良さは味わえます。
対して、私が愛用しているのは「切り出し」。
メーカーこそ不明ですが、天然の珪藻土の地層から塊のまま職人が切り出して中を削って形を整えたものです。
一見、同じように見える二つですが、使い比べるとその差は歴然。
圧倒的な「遠赤外線」の量

遠赤外線を簡単に説明すると、物質の分子を直接振動させて内部から温める「放射熱」の一種。
食物の表面だけでなく内部の分子を振動させて熱を発生させるため、食物の芯まで温める効果があり、表面はパリッと、中はふっくら(またはジューシーに)に仕上がる特徴があります。
切り出し七輪は、天然の珪藻土が持つ細かな気泡をそのまま維持しています。
この気泡が断熱材の役割を果たし、炭の熱を内側に閉じ込め反射させ、結果として、放出される遠赤外線の量が練り物とは桁違い。
遠赤外線は食材の表面を焦がさず、芯まで素早く熱を届けます。
「一生モノ」と言える頑丈さ
練り物の七輪は、熱による膨張で継ぎ目からひび割れしやすく、数シーズンでボロボロになってしまうことも少なくありません。
一方、切り出し七輪は継ぎ目のない「一つの塊」。
熱に非常に強く、大切に扱えば10年、20年と使い続けることができます。
初期投資は少し高くなりますが、買い替える手間とコストを考えれば、実は最も合理的な選択なのです。
2. 最初に試してほしいのは、スーパーの「鶏モモ肉」

「高い道具を買ったのだから、A5ランクの和牛を買わなければ」 そんなふうに力む必要はありません。
むしろ、この道具の真価を一番感じられるのは、スーパーで普通に売っている「鶏モモ肉」。
五感を揺さぶる「炭火の魔法」
準備は簡単!
サッと塩を振って、 熾(おこ)した炭が赤く育った七輪の上にその肉を置くだけ。
網に乗せた瞬間、「ジュッ」と弾けるような音が鳴り響きます。
しばらくすると、鶏肉の脂が熱せられ炭の上にポタポタと落ち始めて、その脂が炭に触れるたびに白い煙が勢いよく立ち上がります。
ここがポイント!
この煙が肉を包み込み、天然の「燻製(くんせい)」のような効果をもたらします。
炭の香ばしい香りが肉に乗り、ガス火やフライパンでは絶対に再現できない深みのある味わいへと昇華。
焼き上がった鶏肉を一口噛めば、溢れ出す肉汁。
「スーパーの肉が、こんなに化けるのか」 その感動こそが、私が七輪を手放せない最大の理由です。
3. 効率を重視する「準備15分」のルーティン

私は「準備に時間をかけすぎて、食べる前に疲れてしまう」のが一番もったいないと考えています。
だからこそ、七輪を楽しむときは「仕組み」を大切にしています。
・火起こしは「放置」する: 着火剤と炭をセットしたら、あとは「火起こし器」に任せて15分放置!その間にコーヒーを淹れたり、椅子を並べたりして自分を「楽しむモード」へ切り替えます。
・道具を絞る: 『七輪、網、トング、炭』これだけで完結します。大掛かりなキャンプギアを車から積み下ろしする労力を、すべて「焼く・食べる」という本質的な時間に投資します。
・後片付けも最小限: 使い終わった炭は「火消し壺」に入れれば、次回の着火剤に早代わり。七輪自体は洗う必要はありません。冷めたらブラシで灰を払うだけ!この手軽さが、習慣化の秘訣です。
4. 丸型と長方形、どっちを買うべきか?
七輪には主に「丸型」と「長方形(長角型)」があります。
どちらを買うか迷っている方へ、私の使い分けをお伝えします。
万能な「丸型」
熱効率が最も良く、炭の量も少なくて済むのが丸型。
1〜2人での晩酌なら、迷わずこちらをおすすめします。
中心に熱が集中するため、一点集中で肉を育てる楽しさがあります。
拡張性の「長方形」
サンマのような長い魚を姿のまま焼きたい時や、焼き鳥の串をズラリと並べたい時は、長方形が便利。
焼く場所によって強火・弱火のゾーンを分けやすいのもメリットです。
5. 日常の延長に「贅沢」を置く
私は、特別な場所へ行かなくても庭先やベランダで七輪を出すだけで、そこはもう最高の遊び場になると信じています。
自宅でサッと七輪を出して、鶏肉を焼く。
パチパチと爆ぜる炭の音を聞きながら、冷えた飲み物を流し込む。
そんな「手間を楽しむ暮らし」は、ほんの少しの道具選びと、効率的な段取りさえあれば、今すぐ手に入ります。
ぜひ、この週末から「切り出し七輪」のある生活を始めてみませんか(^^)


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